花火の夜に思い出して仕舞うとあるワンコの意味

夏季の深夜、遠くでパーンって調音がすると、おや、どこかで花火をあげているのだなあと思います。そうして途端、とある犬のことを思い出してしまう。民家の近所で飼われていたユキさん。再び亡くなってしまって数年がたちます。小ぶりな日本犬で、きっと雑種でしょうね。扉の前にダンボールが置いてあって、そこがユキさんのお一種でした。雨量の日光も、スノーの日光も、扉の中には入れて買えず、たえず困ったような面持で外側を見ていました。番犬として、常時扉の規制を通していたのでしょうね。いつも真面目にお仕事をしていたユキさんですが、花火のパーンという調音が大の憎悪。それが分かるという、門を乗り越えて、脱走してしまう。何で花火の調音がそこまで嫌いなのか、飼い主くんも不可解がっていました。そういえば、自分の亡くなったおじいさんは花火ビッグイベントが嫌いでした。空襲の焼夷弾を思い起こすからと言っていました。ユキさんにも、犬なりのトラウマがあったのでしょうか。